小さなごちそう

プロダクトマネジメントや日々の徒然について

自分の持つ能力のうち、世界で戦えるレベルのものは何か

ある程度社会人経験が長くなると「できること」が多くなる。器用な人ほど多領域のスキルセットを身につけて、「総合力が自分の強み」と思いがちになる。ただ「総合力」というのは他者に対して今一歩アピールが弱い。「総合力」では熾烈な競争に勝てそうな気がしない。

改めて自分の強みを整理しようとしたときに、「あれもできる」「これもできる」と色々できることが返って邪魔をしてしまうことがある。自分の持つ能力のうち、磨けば世界で戦える可能性があるもの、ハイレベルな人材の中で伍して働ける可能性がある分野は一体何だろうか。

 

自分のスキルを棚卸しして強みを明確にするためには、「アウトプットに必要な労力」と「アウトプットの品質」の二つの軸で整理するのがいいのではないかと思った。

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言うまでもなく、1の象限(楽に高い品質のアウトプットが可能)に属するスキルが自分の強みだ。2の象限(気合いを入れて頑張ればそこそこ良いものが出来る)に属するスキルは、今後の訓練次第で1の象限に移動する可能性はある。