LINEの業務利用についての調査
業務情報の報告・連絡・相談ツールとして、LINEを使っているケースが増えているようです。
▼あの「LINE」を活用した仕事マネジメント術の実際 〜 短文メッセージで部下と信頼関係を築く
「LINEは知っているが、あれは巨大な絵文字を友人同士でやり取りして楽しむもので、仕事で使うものではないでしょう」と思われた読者がいるかもしれない。「スタンプ」と呼ばれるLINEの絵文字には可愛らしいものが多く、ビジネスの雰囲気にそぐわないと私も当初は思っていた。
ところが試しに使ってみると意外とそうでもないことに気付く。私が組織のマネジメントをするにあたって、LINEは手放すことのできないツールになっている。
スマホはみんな常に身につけてチェックしてるし、業務連絡ツールとして確かに便利かもしれません。
でも友達と交流するための場に上司から仕事の連絡が来たら嫌なんじゃないか、と直感的には思うのですが、実際どうなんでしょう。
というわけで、ちょっと突っ込んで調査してみることにしました。
試しにFacebookで知人に投げかけてみたところ、こんな回答やこんな回答が得られました。
サンプルが少ないのですが、現時点での仮説はこんなところ。
- 30〜40代は友達、家族との連絡手段としてLINEを使っているものの、頻度はそれほど高くない(依存していない)
- よって公私をわけたい、という不満はそもそも発生しない
- 20代は既にLINEを友達と使い始めており、上司との連絡に使うことに抵抗感を感じる可能性がある。
- LINEを使い始めるきっかけが友達との交流ではなく、仕事の連絡を効率化するため、というケースも多い
- 職場の上司・同僚と友達づきあいをしているような雰囲気の職場ではLINEの業務利用に抵抗がない
- 上司の立場の人が、微妙なニュアンスを伝えたり、雰囲気を和らげるためにスタンプを積極的に使っている
ネット上の記事もざっと集めてまとめてみました。
利便性を評価しつつ不安な点もあるから投稿内容に注意して節度を持って使おうね、という感じですね。
公私の境界が曖昧になることへの拒否感もいくつか見られるけど、LINEの問題というより私物携帯を業務上の連絡手段として使うことへの抵抗感、という気もします。
というわけで、もう少し幅広く調査したいので、アンケートをつくりました。
集計結果はこちらのブログで公開しますので、皆さんぜひご協力ください。