小さなごちそう

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プロダクトマネジメントや日々の徒然について

論点候補を洗い出すコツ

内田先生の「論点思考」を再読中。

論点思考では「現象」と「論点」を区別する。現象は単なる観察事実であり、現象に対して問題解決を図ると成果が上がらない。真に解くべき問題が論点である。

論点の見極めには論点の候補を洗い出す必要がある。論点候補の洗い出しには、次のように問うのがいいのではないかと考えている。

  • (原因)なぜその現象が起こったのか
  • (結果)その現象によってどのような不都合があるのか
  • (関連現象)問題視されているのは別の現象ではないか

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現象を引き起こした「原因」は何か、現象によってさらに発生する「結果」は何か、着目している現象と同時に起こった「関連現象」は何か。これを自問することで、論点候補を洗い出せる。

「論点思考」で例としあげられている「会社に泥棒が入った」をこの図に当てはめてみると次のようになる。

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「会社に泥棒が入った」というのは現象であって、真に解決すべき問題=論点ではない。「なぜ泥棒が入ったのか」「泥棒が入ると何が問題なのか」「問題視されているのは、実は泥棒が入ったことではないのでは」と問いを繰り返すことで論点の候補を洗い出す。

論点を見極めた結果、「泥棒が入ったが、機密情報は暗号化されており、被害がないので問題にはならない」という結論になる場合もあるのだ。

論点思考

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