プロダクトマネージャーの道具箱

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小さなごちそう

プロダクトマネジメントや日々の徒然について

プロダクトマネージャーは映画「ベイマックス」を絶対に見るべきだ

プロダクトマネージャーの仕事

ベイマックスを見てきた。

映画というよりユーザーの好感を得るために細部まで考えつくされたプロダクトのようだと感じた。プロダクトマネージャーとして、自分もこうしたプロダクトづくりをしたいものだと心底思った。小学生の娘と一緒だったので日本語版を観たが、字幕版でもう一度観たい。

ベイマックス関連で、はてブで話題になっていた記事がある。映画を観た後に読もうと思っていたのだが、この記事に僕が感じた事とまさに同じことが書かれていた。

僕らが何に感動し、怒り、どういった映像やサウンドを好み、誰とどういったシチュエーションで作品を見るのかなどを全て計算し尽くし、それらを満遍なく処理し、作品というパッケージ=システムに作り上げ、僕らを楽しませることを意味する。

映画『ベイマックス』に見る秀才たちの限界

 このブログでは批判的な意味でこう書かれているが、僕は全く同じ理由でベイマックスを絶賛したい。これは映画をアートと捉えるか、エンターテイメントを提供するプロダクトと考えるかの違いだろう。

ベイマックスのようなプロダクトを、高い再現率で生み出せるチームを作りたい。
いったいどのようなチームが、どのようなプロセスでこの映画を作ったのだろう。
下記はベイマックスの製作総指揮、ジョン・ラセター氏のインタビューだ。

「ほかのスタジオはどこも重役が主導的な役割を果たしている。ビジネススクールを出た重役や企画開発担当の社員たちが映画企画を選んでいくんだ。彼らは外部の脚本家からもち込まれた企画を検討したり、あるいはそのときのトレンドを分析したりして、企画を練り、脚本家を雇って執筆を依頼する。だから、スタジオが立ち上げた映画企画に情熱を傾けて取り組むスタッフがいないのも無理はない。ピクサーではスタッフが自分でやりたい企画を考え、それを自ら監督する。重役が入り込む余地はないんだ。そして、監督の自分の作品に賭ける情熱が、ほかのスタッフを突き動かし、お互いがインスパイアしていく。だからこそ、誰もが限界までベストを尽くすんだよ」

ジョン・ラセターに訊く、「ピクサーはなぜ強いのか」 | GQ JAPAN

 ラセター氏の言葉にはユーザーに愛されるプロダクトを作るヒントがある。

ピクサー流 創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法

ピクサー流 創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法

 

この本はちょっと前に話題になっていて気になっていた 。この機会にじっくり読んで、ジョン・ラセター氏のチームのプロダクト開発の秘訣を探ってみようと思う。