プロダクトマネージャーの道具箱

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小さなごちそう

プロダクトマネジメントや日々の徒然について

小学一年生にシチュエーショナル・リーダーシップを実践してみた

小学一年生の娘は、いつも日記の宿題を終わらせるのに苦労している。

日記のテーマは毎回すぐ決まるのだが、どうしても出来事を時系列にずらずらと書くだけになってしまう。「先生に何を知ってほしいのか」「先生に伝えたいことは何か」「もっとちゃんと考えるように」などの指示を出すが、小学1年生には曖昧すぎてわからない。

宿題を早く終わらせて遊びたい娘はぐずぐずしだす。ぐずぐずするとアドバイスがさらに耳に入らなくなる。親子ともどもストレスの高い時間になる。 

ぐずる娘を叱りたくなる気持ちをぐっと抑えて、Situational Leadership IIの研修でMeggie先生に習ったことを思い出す。「宿題」というタスクに対して娘の開発レベルはD2、つまりスキルも意欲も不十分な状態だ。こういう時はどうすればよかったか。

具体的な行動レベルにブレークダウンする

積極的ではないが、「宿題をちゃんと終わらせたい」という気持ちはある。ただ「ちゃんと考えて日記を書く」ということがどういうことかわかっていない。こういう時は具体的に作業を細かくブレークダウンして指示を出すと良い、と習ったような気がする。

そこで、「ちゃんと考えて書く」という作業の段取りを次のように分解して一つずつやらせてみるようにした。

  1. 「したこと」「みたこと、きいたこと」「おもったこと」「つぎにやりたいこと」をそれぞれリストアップする
  2. リストアップしたものを、機械的につなげて文章にする
  3. 文章を9回読み上げて、気がついたことをメモする
  4. 気がついたことを反映して、文章をなおす
  5. 原稿用紙に清書する

すると、足踏み状態から脱して日記を形にすることができた。なるほどこうして行動レベルまで分解すればできるようになるのか。

自分が難なくできていることほど、「もっとちゃんと」のような曖昧なアドバイスになりがちだ。自分の作業プロセスを内観して、行動レベルに分解して伝える必要がある。娘の宿題を通じて再確認した次第。