E-mailについてプロダクトマネージャーが知っておくべきこと
コミュニケーションの手段としてE-mailは過去のものになりつつある。
Slackは相変わらず人気だし、プライベートだけでなく仕事上のコミュニケーションもFacebookメッセージやLINEで済ませてしまう、という人も多い。メールの失敗談も良く聞く。 とはいえネットサービスにとってE-mailによる通知は、まだまだ重要なログイントリガーだ。
E-mailの特徴や活用方法について参考になる記事があったので、超訳でご紹介。 medium.com
開発リソースが不要
配信対象のユーザーを変えて反応の違いを見る、といった方法で簡単に仮説検証ができる。直ちに効果測定できる
メール配信サービスの多くはトラッキングシステムを備えており、配信結果をビジュアル化してくれる。サンプルユーザーで施策のテストができる
サンプルユーザーで配信テストをした後に本番配信、といったテストが簡単にできる。ユーザーに特定の行動を促すことができる
ユーザー層に応じて最適な配信時間を探す
ビジネスパーソンなら朝の8:00〜9:00、高校生なら学校から帰ってきた夜7:00以降、など。メール本文はユーザー情報を反映したものにする
こんにちは<%first_name%>さん、などテンプレート上のタグをユーザー情報に置換できる仕組みを用いるユーザー行動をトリガーにしたメールを配信する
ショッピングカートに商品を入れた後に離脱したユーザーを対象にしたリマインドメールは、通常のメール配信時より152%開封率が高かった、という例がある。メールの件名や見出しが、通知メールの最初のUXになる
テキストメールの方がシステムメールっぽさが薄い
HTMLではなくテキストメールのほうが、人間とやりとりするような印象を与えやすい。(ベータテストを依頼するようなメールではテキストのほうがベターのことも)メール施策の成功基準を持つ
MailChimpが業界ごとの開封率やクリック率の統計を公開しているメールの種類別に購読解除できるようにする
多くのユーザーはメールを全て止めたい訳ではなく、特定の種類のメールが不要だと思っているだけだ。