プロダクトマネージャーの道具箱

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小さなごちそう

プロダクトマネジメントや日々の徒然について

読書メモ:スノーピークのプロダクト開発とマネジメント

マーケティング

アウトドア・ブランドのスノーピーク、山井社長による著書。 

スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営

スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営

 

  「私達は自らもユーザーであるという立場で考え、 お互いが感動できるモノやサービスを提供します」

これはスノーピークのミッション・ステートメントに含まれる一文だ。

社長自身が熱心なアウトドア愛好家であり、プロダクトの企画には社長である著者自身が全て目を通す。ユーザーとして使いたいと思わないプロダクトの企画は承認しない。
著者自身が本書中で尊敬する経営者としてスティーブ・ジョブズを上げているが、かつてのAppleと同様に社長自身が大プロダクトマネージャーとしてプロダクト開発の舵取りをするタイプの企業のようだ。

ユーザーから価格の高さと販売店での品揃えの悪さを指摘されたのをきっかけに、問屋経由から直接取引に変更して流通コストをカット。さらに品揃えやショップ体験の改善のため、全国に250店の正規代理店網を構築する。

スノーピークはユーザー同士のつながりの強いコミュニティブランドで、本書中では類似ブランドとしてハーレーダビッドソンがあげられている。高価格商品である、コミュニティブランドである、ショップ体験を重視する、ユーザーイベントを定期開催する、ファンによるクチコミが新規顧客を増やす、など色々とハーレーと共通するものを感じる。

本書を読んで、スノーピークのテントをバイクに積んでキャンプに行ってみたくなった。今年の夏に挑戦してみようかな。