小さなごちそう

プロダクトマネジメントや日々の徒然について

子どもたちに最も伝えたいこと

子どもたちの前で親としてどう振る舞うべきかを考える機会があった。

いろいろ考えた結果、「子どもたちに最も伝えたいメッセージは何か」を行動指針にすると、どう振る舞うべきか明快になるとわかってすごくすっきりした。

「自分の人生に対して、リーダーシップを持つこと」
これが僕が親として子どもたちに最も伝えたいことだ。

リーダーシップというと、チームを率いる、人の上に立つ、場を仕切る、といった意味合いを想像する人も多いと思う。ここで言うリーダーシップとは「問題解決のために主体的にアクションを起こすこと」「自分の人生の舵取りをすること」を意味している。

例えば、運動音痴なのが嫌だ、と思ったなら、それをどう克服するか自分で考える。運動部に入って訓練する、でもいいし、運動以外の特技を身につけて弱点をカバーする、でも良い。
自分自身についてだけではなく、周囲の環境への不満があれば、自分にとって居心地の良い環境になるように働きかける。世の中がこうあるべきだ、という思いがあるなら、それが実現するように人の心を動かす。
諦めたり努力を放棄したりせず、問題に主体的に向き合う。

このメッセージが伝わるかどうかを基準にして、親としての発言や行動を決めていく。
100%は無理かもしれないが、親自身がそうありたいと強く思っていることぐらいは伝わるようにしたいものだ。