仮説ファースト - 情報量と思考力は反比例する
これは確かにその通りかもしれない。
「思考力を奪うSNS時代」面白い。1:判断力と情報量は反比例する。2:情報が多すぎると、人は選択を放棄する。3:情報が多いほど、排除した選択肢を後悔する傾向が高まる。4:決断を促すのは、質の高い情報ではなく、新しい情報5:常に情報が入ってくる状態では、創造的思考は難しい。
— YANOTAKASHI (@YANOTAKASHI) 2011年3月9日
正しい判断を行うためには、できるだけ情報量が多いほうがいいと考えがちだが、情報が多いと考慮すべき事項が増えて実際は問題が複雑化する。
とはいえ、重要な情報を見落としている状態で果たして正しい判断ができるのだろうか。現象を部分的に観察しただけでは、正しい解には到達できない。
思考力を低下させずに情報収集するためには、情報収集を後のフェーズにしてまず仮説をたてる、「仮説ファースト」がプランニングや問題解決の正しいアプローチだと思われる。
- まず手持ちの情報を元に仮説をたてる
- 仮説を検証するための調査や情報収集を行う
仮説をたててから情報収集し仮説を見直す、というサイクルをくりかえす。
仮説をもって調査せよ、とはよく言われる事だと思うが、その理由を「思考力を低下させないため」と捉えると納得感があるのではないか。