小さなごちそう

プロダクトマネジメントや日々の徒然について

プロダクトマネージャー宣言

プロダクトマネージャーを目指す人にとって指針となるようなマニフェストを、日本語で作りたいと思っている。

僕自身も修行中の身だが、僕がプロダクトマネジメントを行う際に気をつけていることをマニフェスト風にざっと書き出してみた。
まだ粗々なのでここからブラッシュアップして行きたい。

  • 私たちは、ユーザーに愛されるプロダクトによって利益を生み出すことに情熱を持っています
  • 私たちは、プロダクトの力で難しい問題を解決できると信じています
  • 私たちは、問題の定義が最初の仕事であることを知っています。
  • 私たちは、ターゲットとその課題を定義すること無しに良いプロダクトを作れないことを知っています
  • 私たちは、要件定義はゴールではなく出発点であることを知っています
  • 実現可能性のあるアイデアを選定するのは私たちの仕事です。
  • 私たちは、自分の考察に盲点があることを知っています。
  • 私たちは、多数決ではイノベーションが生まれないことを知っています
  • ステークホルダー間の意見を調整することではなく、ステークホルダーに理想へ共感してもらうことが私たちの仕事です。
  • 私たちは、4P(Product/Promotion/Price/Place)の整合性を常に考慮します。
  • 私たちは、ユーザー観察によって仮説を検証します。
  • 私たちは、実装過程で判明する矛盾を一つ一つ解決していきます
  • 私たちは、ある役割の人にとって便利な機能が、別の役割の人にとってはその逆になり得ることを知っています
  • 私たちは、よいアイデアを生み出すまでとことん考え抜きます
  • 私たちは、機能や設定を増やすことなく複数のユーザー課題を解決します
  • 私たちは、機能だけではなく、デザインやコピーライティングが問題解決につながることを知っています
  • 私たちは、価値あるものを生み出す喜びをチームで分かち合います
  • 私たちは、ユーザーからの問い合わせに改善のヒントが隠されていることを知っています
  • 私たちは、自分たちのプロダクトをユーザーの代表として自ら使用します

プロダクトマネージャーとは、プロダクトの力で問題解決を行う人達だ。プロダクトの力、テクノロジーの力を信じていなければならない。スキルセット以前にマインドセットとして、プロダクトの力で諸問題を一気に解決してしまおう、という心意気・信念が必要だ。

出自がエンジニアであっても、マーケター、営業であっても構わない。何らかの形で「プロダクトによって人の動きや世の中の動きが変わった」という原体験を持っている人は、プロダクトマネージャーに向いている。