「午前10時のコーヒー」問題について考えてみた
最近、ミクシィ経営陣の皆さんのブログが面白い。
▼育成プログラム、第一回目のテーマは 「午前10時のコーヒー」 - The Songlines - 渋谷で働くCFOブログ
【テーマ】午前10時のコーヒー
「午前10時にミクシィ社ではコーヒーメーカーの素材入れ替え作業が行われます。
その作業によって、出社後すぐにコーヒーが飲めないというクレームが社員から上がっています。
素材入れ替えの作業は業者との契約時に取り決められたものです。
このクレームに対し、あなたはどのような判断をし、どのように解決するか具体的な行動まで考えてください。」
こういうの好きです。自分ならどう解決するか、ちょっと考えてみたくなるw
しかし10時出社っていうのはゆとりがあっていいなぁ。そしてコーヒー派の僕としては、出社して朝イチにコーヒーが飲めない不満は確かにわかる。事情が許せば作業時間を変更したほうがみんな喜びますよね。
詳しい状況がわからないので、こんな前提で考えてみる。
- 追加コストはかけられない
- 業者との契約変更ができない、または契約変更はできるが、10時前に実施することはできない
- セルフで素材入れ替えが可能なコーヒーメーカーに交換することはできない
- 他の時間にすると来客時のサーブに影響する
要は諸事情で10時からは変更できない、と。そうすると解決案としてぱっと思いつくのは、
- お茶派以外は解雇する
- ドリップコーヒーが飲めるサービスを福利厚生として提供しない(コーヒーメーカーを撤去する)
- 出勤時間を9時半に変更する
- 社員に諸事情を説明して納得してもらう
とかかな。
こうして状況を整理しつつ改めて考えてみると、経営者視点で見たときの真の論点としては、
- 総務部門の情報発信に問題はないか(10時に実施しなければならない理由を伝えていないのではないか)
- 10時前に出社する、スタバで買うなど、自己解決する発想を社員に持たせるにはどうすればいいか
あたりになるかもしれませんね。